ニコチン依存症外来について
1禁煙に挑戦しても、つい吸ってしまうのおはなぜでしょう。
これは、タバコの煙に含まれるニコチンが、麻薬にも劣らない強い依存性をもつからです。
そのため、現在では、喫煙する習慣の本質は「ニコチン依存症」という、治療が必要な病気であるとされています。
タバコを吸うと、ニコチンが数秒で脳に達し、快感を生じさせる物質(ドパミン)を放出させます。ドパミンが放出されると、喫煙者は、快感を味わいます。
同時に、またもう一度タバコを吸いたいという欲求が生じます。
その結果、1本を吸って再び快感を得ても、さらに次の1本が欲しくなるという悪循環に陥ってしまいます。
この状態がニコチン依存症(=喫煙の習慣)です。
風邪を意志の力で治せないのと同じように、病気であるニコチン依存症を意志の力だけで治すことは難しいのです。
最近では、喫煙治療が健康保険等で受けられるようになるなど環境が整いつつあります。
以下の項目は、ニコチン依存症チェックです。